ひからびた
ひからびたなちに
のこるものはなにもない
だれもここにはいなくて
ただあこがれのひとをおもってる
いたみをけして
ただしずかなばしょに
うまくいきれないのはじぶんのせいだ
じぶんがとびきりなさけないから
たにんをきたなくせめるんだ
じぶんのよごれをみたくなくて
ほかのひとばかりをいじめてる
そのどれかひとつだって
なちにはてにできないくせに
そうしてなちは
ひとりになるんだ
だれかにやさしくできないから
じぶんのことばかりかんがえてるから
すくわれない
ろくでなしななちは
がっこうにいかないからとか
しごとしないからとか
げんじつとうひばかりしてるとか
そういうことじゃなくて
ひとにやさしくできないから
ろくでもないんだよ
なちだってやさしくなりたい
あのこみたいに
あのひとみたいに
あいつみたいに
なちはなちがきらいなのに
だれよりも
なちをあまやかすの






